当記事は 2021年6月時点の情報をもとに作成されたもので、資料として当時のまま掲載しております。ヒューマンアカデミー通信講座の「Adobeベーシック講座+Adobe Creative Cloud(旧:Adobeオンライントレーニング通信講座)」は、2024年12月1日に大幅な価格の改訂が行われています。最新の情報はコチラをご覧ください。
こんにちは、高田です(@eizo_memo)。
ヒューマンアカデミーの通信講座で「Adobeトレーニング講座(現在:Adobeベーシック講座+Adobe Creative Cloud)」を受講してみることにしました。
その際に、講座の内容などに関して色々と調べてみましたので、気になった点などを ここにまとめておきます。
記事の目次
「Adobeトレーニング講座」の基本情報
「アドビトレーニング通信講座」は、ヒューマンアカデミーが運営している通信講座です。
各アプリの操作方法などが学べる動画講座に加えて、Adobeの全ソフトが利用できる「Creative Cloudコンプリートプラン」のサブスクリプション(使用権利)が付属するのが特徴です。
Creative Cloudのタイプは「学生・教職員個人版(アカデミック版)」になりますが、もちろん普通の一般社会人でも利用可能。
つまり、この「アドビトレーニング通信講座」は、ソフトの基本操作から制作実務スキルまでをキッチリ学べると同時に、Adobeのアプリが学割価格で利用できてしまう、激しくお得な講座なわけです。
講座の内容とシステム
「アドビトレーニング通信講座」は、講義動画&テキストで構成されます。
- 動画による講義【ストリーミング配信】
- サンプルファイル【ダウンロード】
- 副読本テキスト【ダウンロード】
- Adobe Creative Cloud「コンプリートプラン」
講義動画は、WEBでストリーミング視聴するスタイル。内容は 各Adobeアプリの操作方法(基本から応用まで)を解説したもので 初心者~中級者くらいが対象といった感じ。
副読本テキストなどはPDFファイルでの受け取りになります。
動画の視聴期間は制限されているため、講座期間終了後は閲覧できなくなってしまうのが難点。※動画のダウンロードはできません。
Adobeアプリのバージョンごとに 対応した講座が用意されています(詳細はこちら)。
例えば、Photoshopであれば、CC2015、2018と2つの講座があり、PremiereであればCC、2019の2つの講座がある・・・ということになります。
付属する「Adobe」アプリに関して
「アドビトレーニング通信講座」では、動画講座&テキストに加えて Adobe Creative Cloud「コンプリートプラン」のサブスクリプション(使用権利)が付属します【ココ大事】
そのため、講座の受講期間中は、PhotoshopやIllustratorなどのCreative Cloudアプリのすべてを自由に使用することができます。
学生じゃなくても大丈夫?
講座に付属するのは「学生・教職員個人版(アカデミック版)」というタイプになりますが、一般の社会人や主婦の方でも受講できますので、ご安心を。商用利用も可能です。
というのも、このアドビトレーニング通信講座を受講することで「学生」になるわけですから、現在の自分の年齢や肩書などに関係なく(講座を受講するのであれば)誰でも利用が可能です。
「アカデミック版」と「通常版」の違いは?
「アカデミック版」は「通常版」のCreative Cloudソフトと機能的な違いはありません。
「個人が教育、学習、学術研究目的に限り、使用することができ」るとされていますが、商用利用も可能です。
1ライセンスで2台までのPCにインストール可能です(※同時起動は不可)。 ただし 法人が保有するPCへのインストールはできません。
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/buy/students.html
「Adobeトレーニング講座」の受講料金は?
※料金は2021年10月6日時点のもの
「Adobeオンライントレーニング講座」は、受講期間ごとに「1/3/12ヶ月」の3つのコースが用意されており、また、Creative Cloudソフトの使用期間を1.2.3年から選べるようになっています。
「サポート期間」とは、動画・テキスト講義に関する ヒューマンアカデミー側のサポート期間のことで、Adobeアプリの利用期限とは関係ありません。
例えば「1ヵ月コース」の場合、3カ月間のヒューマンアカデミーのサポート終了後も、スタートから1年間はAdobeのサブスク契約が継続するため アプリの利用が可能です。
2年、3年で契約しても単年の料金が割引になることはないため(というかサポート期間が長い分割高になる)、とにかくリーズナブルに講座を受講したいのであれば「1ヵ月間 受け放題コース」がおすすめです。
ちなみに1ヵ月コースを 月額で換算すると「3,332円」になります。 私もこちらを受講しました。
Adobe CreativeCloudの公式価格は?
ちなみに、Adobe本家のCreative Cloud「コンプリートプラン」の価格が↓こちら。
こちらには 当然 動画講座などは付属しませんので、「Adobeベーシック講座+Adobe Creative Cloud(旧:Adobeトレーニング講座)」の価格が激しくお得なことが分かります。
私が受講前に感じた疑問
私が「アドビトレーニング通信講座」を利用する前に、抱いた疑問をまとめておきます。
※以下の内容に関して詳しくはヒューマンアカデミー公式の「よくあるご質問」で確認できます。
商用利用は可能なの?
受講者「個人」としての商用利用は可能です。
ただし、マテリアルや一部機能で使用が制限されている場合があるため、詳細は製品に同梱されるエンドユーザー使用許諾書を確認。
何度でも受講できるの?
トレーニング講座は 何度でも再受講(再購入)可能です。
なので 使用期限が切れたら 再受講(再購入)すれば、翌年以降もアカデミック版価格での利用が可能になります。
サポートは受けられるの?
通信講座の内容に関するサポートはヒューマンアカデミー側で行います。Adobeアプリに関する部分は、Adobeのアカデミックコールセンターで対応します。
TEL:0570-023-623 9:30~17:30(土・日・祝日および指定休日を除く)
法人での購入は可能?
法人での購入や利用はできません。 あくまで個人での購入・利用に限られます。
領収書は発行してもらえるの?
発行可能だが、但し書きに注意が必要です。
注文の際、注文画面内の「ご要望がございましたらご入力ください」欄に以下の書式にて入力する。
- 宛名:○○○○ 様
- 但書:通信教育代+アドビソフト代
※特に指定がない場合は、領収書の但し書きは「通信教育代」と記載される。
ちなみに、私は以下のように記載しました。
「但し書き」項目に注意!
ただし書きに「ソフト」「アドビソフト代」のみの表記は受付けていないので注意!「通信教育代+アドビソフト代」といった表記は発行可能とのこと。
上の写真は実際に私が書いてもらった領収書です。
まとめ:Adobeアプリ付属がとにかく魅力!
ということで「Adobeトレーニング講座(現在:Adobeベーシック講座+Adobe Creative Cloud)」の基本情報をまとめてみました。
何といっても Adobeアプリのサブスクが付属するのが最大の特徴!
「PhotoshopやIllustratorを使ってみたいけど、毎月の料金も高いしな~」と躊躇されている方は、まずこちらの講座を受講してみてはいかがでしょうか? ※私が受講した際の模様は、こちらの記事にまとめています
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「Adobeトレーニング講座(現:Adobeベーシック講座+Adobe Creative Cloud)」に関して、いくつか記事を書いています。以下も合わせてお読みください。