AfterEffects歴10年超の管理人がおすすめする初心者/中級者向け解説本!

こんにちは、管理人の高田です(@eizo_memo)。

初めてAfterEffectsに触れたのは15年ちかく前のことで、たしかver5とかそのへんだったと思います(※CS5じゃなくて ただの5です)。

当時は 解説書の類もほとんどなかったので、ayato@webさんで猛烈に勉強させてもらいました。

ayato@web

ここでは「Adobe AfterEffects」を使用したエフェクト効果の制作例を紹介します。 チュートリアルではないので、基本操作や用語はマニュアルや解説本などで習得してください。 試行錯誤してツボをつかむことが大切だと思います。 (無断転用・無断転載は禁止しています)

現在では、Youtuberなど個人で映像を制作する方が増えたこともあってか、AfterEffectsの解説本やサイトがとても増えましたね。

本屋さんにいくとAfterEffectsコーナーだけでも解説本がぎっしり!

本当にいい時代になったなと、思っています。

中級者向けのおすすめ本!

実際 私も、この手の解説本を何冊か購入していますが、中でも最も勉強になったのが↓こちら。

After Effects NEXT LEVEL 豊富な作例で学ぶ映像制作プロテクニック

『After Effects NEXT LEVEL:豊富な作例で学ぶ映像制作プロテクニック』という本です。 

「ネクストレベル」という書名のとおり、ひととおりソフトの使用方法や 効果的な使い方はマスターした中級者以上向けの書籍なんですが、まさに「これ知りたかったヤツ!」な内容のオンパレード。

特に 合成に関する記事が秀逸で、グリーンバック素材のキーイングが うまくできずに悩んでいた私は、本書で「イロハ」を学びました。

グリーンバックの「抜き方」を解説する本はあっても「綺麗に、違和感なく合成するためにはどうすればいいか?」までを書いた本は読んだことがなかったので、本当に勉強になりましたね。

そして「そうか ここまでやらないとダメなんだな」と、自分のレベルを痛感し 微妙に落ち込んだりもしました…

同シリーズの初心者向け版もおすすめ!

そして、同シリーズの「初心者版」も おすすめ書籍のひとつです。

After Effects FIRST LEVEL ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック

『After Effects FIRST LEVEL:ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック』というタイトルで、著者は「ネクストレベル」と同じ佐藤 智幸さん。

こちらは その名の通り AfterEffects初心者に向けて書かれた 基本機能の解説本です。

操作パネルの見方・説明から、実際の操作方法まで 項目別に解説されており、AfterEffectsを一通り使えるようになるために必要な情報がまとめられています。

【対象】
■ 映像の基礎知識を習得したい方
■ モーショングラフィックスを始めたい方
■ メイキング映像に興味のある方
■ 演習用素材データ付き(ダウンロード)

【目次】
1 章 映像に関する知識
2 章 作業を始める前に
3 章 ワークフロー
4 章 レイヤー
5 章 スイッチ
6 章 描画モード
7 章 マスク
8 章 時間
9 章 アニメーション
10 章 エフェクト
11 章 テキスト
12 章 サウンド
13 章 Double Exposure
14 章 メイキング映像制作

本書と連動した演習用素材も用意されており(ダウンロードで入手)、実際に データに触れながら学習をすすめることができるようになっています。

※ちなみに 解説に用いられている AfterEffectsは「CC2017」がベースです。

光の3原色からスタート

面白いのが、基本は AfterEffectsの教科書 でありながら、映像制作そのものの初心者に向けた解説にもページを割いている点(第1章)。

光の3原色から、色深度、フレームレート、インタレースとプログレッシブ、コーデックなどについて 冒頭で簡潔に触れられています。

もちろん、あくまで軽く触れられているだけなので、本書の記述のみで 各項目を完全に理解するのは難しいと思いますが、動画制作をはじめるにあたって 覚えておくべきポイントは しっかり抑えられています。

音符の読み方まで説明

そこまでやるか、と思わず笑ってしまったのが「12 章 サウンド」。

こちらはその名の通り、音声ファイルの扱いに関する章なのですが、「音声波形」の説明は まあいいとして、なんと「ト音記号」「ハ音記号」「5線譜」の読み方までが 解説されています。

この「そこまでやるか!」が、本書の特徴ともいえますね。

ほかにも「CM用素材の納品時に連番ファイルの頭に入れるボールド(クレジット)の書き方例」など、なかなか渋い(しかし実践的な)情報も紹介されています。

AfterEffectsの解説書としては前代未聞ではないでしょうか?

硬派な内容だけど教科書として最適!

「すぐに使えるTIPS集!」みたいな書籍が多い中、本書に掲載されているのは あくまで AfterEffectsの基本機能の解説。

なので 例えば「かっこいいパーティクルの出し方!」とか「ただの棒をライトセーバー風に加工する方法!」といったテクニックが紹介されているわけではありません。

そうではなく、それらのエフェクトを使用するうえで、まず大前提として知っておかなければいけない「基本操作」を学ぶための解説本です。

正直言って、ワクワクしながら読め進める…というタイプの書籍ではありませんが、AfterEffectsを用いて動画制作をはじめた人間が、折に触れて何度も読み返すことになるであろう「教科書」なものとしては最適だと思います。

世の中には「その都度ネットの情報を断片的に拾い集めて 我流でなんとなくAfterEffectsを使っている」といった方も多いと思いますが、一度 本書のような基礎解説本で勉強しておくと、作業効率などが激しく向上すると思います。

まとめ

「AfterEffects始めたいんですが、おすすめの解説書とかありますか?」

よく頂く質問なんですが、私は まず初めに「FIRSTレベル」で勉強し、続いて「NEXTレベル」に移行する…というやり方をアドバイスすることにしています。

『After Effects FIRST LEVEL(初心者向け)』は↓こちらで購入できます。

After Effects FIRST LEVEL ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック

『After Effects NEXT LEVEL(中級者向け)』は↓こちらで購入できます。

After Effects NEXT LEVEL 豊富な作例で学ぶ映像制作プロテクニック
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