こんにちは、管理人の高田です(@eizo_memo)。
SONYからXDCAMドライブ「PDW-U2」のデモ機を借りることができましたのでなんやかんやをメモ書き。
あくまで走り書き程度の内容なので、事実誤認などあるかもしれません。なので、以下の内容に関しては自己責任でご覧ください。
デモ機にドライバCDが付属していない
そもそもPDW-U2をPCに認識させるためには、専用のドライバが必要になるわけですが、本来、同梱されているはずのドライバCDがない!
「デモ機の付属品確認表」にも”ドライバCD”とは書いていないので「ネットから最新版をダウンロードしてね。」ということらしい。
デバイスドライバである「XDCAM Drive Software」と、データを扱うためのアプリ「XDCAM Browser」の2つが必要
- XDCAM Drive Software※ダウンロードには機器に記載されているのシリアル番号が必要
- Content Browser(確認用)※上記は無償版のver1.1へのリンク
EDIUS6 海外版にて読み/書きが可能
今回、読み書きに使用してみたのは「EDIUS6(海外版)」。
海外版のEDIUS6に関しては「MXF形式に対応」しているとのことだったのですが、事前情報では「出力」にも対応しているものかどうかが、イマイチ判然としませんでした。
そこで、そのへんを検証。
読み込み
読み込みに関しては、まず一旦プロフェッショナルディスクから、内臓のHDDにデータをコピー(※XDCAM Browserを使用)した。PDW-U2はUSB3.0対応なので、速度を測ってみたところ以下のような結果に。
- 「USB 2.0」接続時:約15分
- 「USB 3.0」接続時:約10分
※素材:60分の1クリップ|XDCAM HD|約20Gb
編集ソフトへの取り込み
XDCAM Browserをたちあげて、データ(MXF)を、EDIUSのビンに直接ドラッグ&ドロップ。
これで読み込みは完了。※「ソースブラウザ」から取り込む方法もあるようですが、そちらはなじみがないので今回はパス。
書き出し(プロフェッショナルディスクへ)
さて、EDIUSからプロフェッショナルディスク(PDW-U2)へは書き出しが出来るのか?
そもそも、海外版EDIUS6はMXFへの出力に関しては、オプション扱いになっていてできない仕様だったはず・・・
が、意外にも普通にできました(XDCAM HD422/50Mbps)。
書き出したデータを、XDCAM Browserで読み込むと、通常のデータと同様に認識されています。
タイムラインのTCもそのまま引き継がれるようです。
まとめ
というわけで、SONYのXDCAMドライブ「PDW-U2」を触ってみた感想でした。
その後、PDW-U2を導入し問題なく運用が出来ています。
EDIUS以外の編集ソフトからの書き出し方法について知りたい方は「各社の編集ソフトからPDW-U2に動画を書き出す方法」の記事を参考にしてください。