PremiereCC 2015.3でProResネイティブ読込みが可能に!

この記事ではPremiereCC 2015.3(2016)で ProRes動画のネイティブ読込みが可能になった件についてまとめたものです。

【関連記事】その後 CC2019になってから、Windows環境のPremiere/AfterEffectsから、ProRes動画の「書き出し」も可能になりました。興味がある方はこちらの記事も合わせてお読みください。

はじめに

先日、AdobeCC製品のアップデートが発表され、2016年6月現在の最新版となるバージョンの配布が開始となりました。

premiere2015_001

CC2015.3 = CC2016の配布開始!

今回のアップデートは名称的には「2015.x」となっていますが、実質的に「2016」に相当するメジャーなアップデートだそうです。

インストール時にはデフォルトで旧バージョンを削除してしまう仕様になっていますのでご注意ください(回避方法を一番下で紹介しています)。

ProResのネイティブデコードに対応

で、今回のアップデートの特徴は各製品ごとに多々あるのですが、当ブログ的には PromiereProにおける「ProResのネイティブデコード(読み込み)」が可能になった点が最も注目のポイントとなりました。

Native decode (i.e. no QuickTime installation required) on Windows of Apple ProRes –NOW LIVE! The Latest Update of Premiere Pro CC

従来までのバージョン(2015.2まで)は、QuickTimeがインストールされていない環境ではProResの読み込みができませんでした。

これはQuickTimeのサポートが終了したWindows環境のユーザにおいては、大変よろしくない状況であり早急な対応が望まれていたわけです(このへんの経緯に関しての詳細は以下の過去記事をお読みください)。

それが今回、2015.3からはQuickTimeがPCに入っていなくても読み込みが可能になったわけです。

さっそく私の環境(QuickTime削除済み)に 2015.3をインストールして、ProResを読み込んでみたところ、普通に読み込むことができました。

下図は諸々のコーデックを読み込んでみた際のプロジェクトウィンドウの様子です。

premiere2015_002

ProResは無事に読み込めたものの 残念ながら「アニメーション」「PNG動画」は読み込めませんでした(上記ビンでは音声のみ読み込まれています)。

先日のAdobeの発表では「アニメーション」や「PNG動画」も対応させる・・・的なことを書いていたように思うのですが、今回は見送られた感じでしょうか?

インストール時の注意点

先述のように、2015.3はメジャーバージョンアップに相当するものです。

そのため なにも考えずにインストールしてしまうと、旧バージョン(2015.2など)が削除されてしまいます。

旧バージョンを残したままインストールする方法

旧バージョンをそのまま残す場合は、以下のようにインストールを行います。

当該アプリの「アップデート」をクリック。

premiere2015_003

以下の画面になったら、「詳細オプション」をクリック。

premiere2015_004

詳細オプションが表示されたら「以前のバージョンを削除」のチェックを外します。

premiere2015_005

あとは「アップデート」ボタンを押せばOKです。

インストール後の「すべてのプログラム」の画面はこんな感じです。

premiere2015_006

まとめ

【2019.04追記】その後 CC2019になってから、Windows環境のPremiere/AfterEffectsから、ProRes動画の「書き出し」も可能になりました。興味がある方は以下の記事も合わせてお読みください。

Premiere2019でWidows環境から書き出したProResを検証する

2019.03.27

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「映像知識のメモ帳」を運営しているミモリです。 編集業務をメインとしつつ、かれこれ15年以上も映像製作の仕事をしています。おかげさまで その間、放送系のお仕事から企業VPやアイドルイメージまで、幅広いジャンルのお仕事に携わらせていただきました。 これまでの仕事で学んだことを自分だけの知識にしておくのはもったいないと思い、情報の共有を目的としてこのブログを運営しています。 詳しいプロフィールとお問い合わせはこちら。