MediaEncoderで書き出し中のコンポの順番を入れ替える方法

Adobe Media Encoderでキューに追加した動画やコンポジションの順番を、レンダリング開始後に入れ替えることが可能なのかどうか調べてみましたので、その内容をここで紹介しておきます。

状況の説明

そもそも、今回私がやりたかったことがわかりづらいと思いますので、状況を簡単に説明しておきます。

例えば、レンダリングに3時間ほどかかるような重たいコンポジション(A)があり、これをMedia Encoderで書き出し中だったとします。

ところが、書き出しが2時間ほど進んだところで、別のコンポジション(B)の書き出しが必要になりました。

Bコンポは、30秒ほどでレンダリングが終わるような簡単なものなので、「Aコンポのレンダリングを一時停止し、Bコンポを先にレンダリング後、再度Aコンポのレンダリングを再開」したいのですが、そういうことは可能なのでしょうか?

結論

結論からいうと、そのようなことは「出来ません」。

コンポBをレンダリングするには、コンポAのレンダリングが終わるのを待つか、途中で終了するか、の2択しかありません。

Media Encoderには「(書き出しの)一時停止」ボタンもあるので、簡単に出来るものと思っていたのですが、全然そんなことはなく、Adobeのサポートにも問い合わせてみましたが、「無理です」とあっさり言われました(CC2015.4)。

対処方法

今回の場合、とにかくBコンポの書き出しが出来ればよいわけですから、以下のような対処方法が可能です。

いずれの方法でも、コンポBをレンダリングする際に、コンポAのレンダリングを「一時停止」にすれば、CPU負荷なども軽減できそうです。

AfterEffectsから直接書き出す

書き出すのがAfterEffectsのコンポジションである場合、Media Encoderを使う方法の他に、AfterEffects本体から動画を書き出す方法があります。

昔からAfterEffectsを使ってきた人ひとであれば、むしろこちらの方が馴染みのあるレンダリング方法でしょう(「書き出し>レンダーキューに追加」)。

Media Encoderが起動中でも、AfterEffectsでの書き出しは可能ですので、同時にコンポBのレンダリングが可能です。

ただし現在AdobeではAfterEffectsからの直接書き出しは推奨していないため、レンダリング結果にノイズが入る可能性があります。

AfterEffects 書き出した動画にノイズがのる場合の対処法

2016.09.05

別バージョンのMedia Encoderで書き出す

また、バージョンが異なるMedia Encoderは複数起動が可能・・・という特性を利用する方法もあります。

例えば、現在コンポAをレンダリング中なのが、Media Encoder CC2015だとすると、コンポBを「Media Encoder CC2014」でレンダリングする・・・ということです。

そのためには当然、複数のバージョンのMedia Encoderがインストールされている必要があります。

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