win版QuickTimeの脆弱性問題にEdiusが対応

ビデオサロンWebさんのツイート経由で知りましたが、Windows版QuickTimeの脆弱性問題への対応として GrassValleyがEdiusPro8アップデータの配布を開始しました(2016年8月17日)。

上記記事中では「「QuickTime for Windows(QuickTime 7)」のダウンロードページ(https://support.apple.com/kb/DL837?locale=ja_JP)が削除されてしまったようなのです。」と記載がありますが、こちらのページで「QuickTime 7.6 (Windows)」がダウンロード可能です。

バージョン「8.22」というのがそれで、こちらのパッチをあてることによって、QuickTimeを削除した環境でもMOV形式の動画・静止画のインポートエクスポートが可能になります(一部制限事項あり)。

GrassValleyのリリースノート(PDF)を引用すると、以下のような内容になっています。

QuickTime for Windows がインストールされていない環境で、以下の静止画、動画のインポート・エクス ポートをサポート。

・静止画: BMP, JPEG, JPEG2000, TIFF, PSD, PNG, SGI, GIF, GIF89a, JFIF, sgiRGB
・動画 (MOV): ProRes, MPEG-2, H.264/AVC, MPEG-4, HDV, DNxHD/DNxHR, Grass Valley HQ/Grass Valley HQX, DV/DVCPRO, Motion JPEG, Uncompressed 8-bit YCbCr (2vuy), Uncompressed 10-bit YCbCr (v210), Uncompressed 8-bit RGB

・制限事項
QuickTime for Windows をアンインストールした場合は、下記フォーマットのファイルが取り扱えなくなります。

・静止画: Flash Pix, Mac Pict, QuickTime Image
・動画 (MOV): 3GP, 3G2, M4V および他のコーデックの MOV ファイル
・音声: MOV (Linear PCM, AAC を除く), QuickTime Audio

これらのファイルを取り扱う必要がある場合は、EDIUSWORLD.COM FAQ ページをご覧の上、QuickTime Essentials をインストールしてください。

AAF ファイルの出力 QuickTime for Windows をアンインストールした場合は、AAF ファイルの出力時にH.264 MOV形式でビデオを 出力することができません。代わりに Grass Valley HQ AVI を選択して出力してください。

以前の記事で「GrassValleyのことだからProResのインポートに関しては有料オプションとかにするんじゃねえの?」と邪推をしておりましたが、ちゃんとProResも無料で読み込めるようです(笑)。

ver7以前のバージョンは切り捨てか?

実は2016年7月11日に「QuickTime がインストールされていない環境でもEDIUSをインストールもしくはアップデートできるバージョン」として「EDIUS 8.20.386(ver8用)」「EDIUS 7.53.10(ver7用) 」という2つのアップデータが公表されています。

ただしこれはあくまで、EDIUSの「インストール時に」QuickTimeが不要になるというだけの修正で、インポート/エクスポートに関しては、今回発表された「EDIUS 8.22.623(ver8用)」が初めてのものです。

つまり現状(2016年9月現在)では「ver7」でインポート/エクスポート対するアップデータは存在していません。
過去のバージョンに関して、今後どのような対応になるのか注目です。

EDIUS Pro 8 実践講座 (速読・速解シリーズ)
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