Premiere2015.3でXDCAMディスクに直接データの書き出しが可能に!

先日の「PremierePro CC 2015.3」アップグレードで、ProResのネイティブ読み込みが可能になったというお話を紹介しましたが、私的には、今回のアップーデートにおいて重要な更新がもうひとつありました。

「XDCAM HD ディスクへの直接書き出し」です。

XDCAM HD ディスクへの直接書き出しオプションが追加されました。XDCAM HD コーデックが選択されている場合、「Sony デバイスの互換性」チェックボックスが表示されます。このチェックボックスをオンにすると、XDCAM HD ディスクへの直接書き出しのサポートが有効になります。-Adobe Premiere Pro CC 2015 リリース(2016年6月)

以前書いた「各社の編集ソフトからPDW-U2に動画を書き出す方法」という記事でも触れましたが、これまでXDCAM HD ドライブにデータを書き出す際、Premiereからは直接記録が出来ませんでした。

詳細は上記記事をお読みいただければと思いますが、これまでは一旦 ローカルディスク上に「MXF OP1a」のファイルを書き出し、それをフォーマット済みのXDCAM HDの「clip」フォルダ内に「手動でコピー」する必要があり、とんでもなく二度手間だったわけです。

それが、今回「直接書き込みできるようになった」とのことなので、試しに書き出しを行ってみることにしました。

書き出しの方法

ということで、今回も愛用の「PDW-U2」を使って、PremiereからXDCAM HD 422データを書き出してみました。

この例では「XDCAM HD 422(50M) 1920x1080 60i」で書き出しを行っています。

基本項目の設定

まずはPremiereのタイムラインから、「ファイル>書き出し>メディア(Ctrl + M)」を選択し、書き出し設定ウィンドウが開いたら、形式やビデオコーデックなどの基本的な項目を設定していきます(※設定項目の詳細に関しては「各社の編集ソフトからPDW-U2に動画を書き出す方法」の記事をご覧ください)。

直接書き込みのためのオプション項目

今回の更新で「詳細なMXF設定」の項目に「Sonyデバイスの互換性」という項目が追加されました。
ここにチェックを入れることで、直接書き込みが可能になります。

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保存先の指定

最後に、保存先の設定です。

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「出力名」部分をクリックして、XDCAM HDディスク内の「clip」フォルダを保存先に指定します(※事前にディスクのフォーマットが必要です)。

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以上の設定ができたら、書き出しボタンを押せば、自動でプロフェッショナルディスク上に書き出しが行われます。

EDIUSなどは、書き出し時にデバイス(PDW-U2)を自動認識して、勝手に「clip」フォルダ内に動画を保存してくれる仕様になっていますが、Premiereの場合、書き出し先のフォルダを毎回指定してあげる必要があります。

直接書き出しができるようになったのはうれしいのですが、この点はまだちょっと不便な感じですね。

2015.2までの挙動は?

ちなみに、従来版(CC 2015.2まで)の場合は、ここでclipフォルダを指定しても以下のような警告画面が出て保存はできません。

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書き出し後の確認

書き出し後、当該のプロフェッショナルディスクの内容をContent Browserで確認してみました。

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問題なく書き出しが出来ています。

参考情報

記事の作成にあたっては以下のページの情報を参考にさせていただきました。

【お知らせ】Premiere Pro CC 2015.3の新機能 XDCAM HD ドライブのディスクへの直接書き込み

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